2.15秒ルール
15秒ルールとは?
インターネットで情報を探すヒトは大変せっかちです。ほとんどの方はホームページを開いてから15秒以内に自分の探している情報があるか無いかを判断します。PRしたい情報はTOPページの分かりやすいところへシンプルに掲載! ホームページをざっと見て、欲しい情報がありそうでも、探すのが面倒なメニューだったりすると、簡単に他のホームページへ逃げてしまいます。だって、そこで時間をかけて探す手間をかけるよりも、もっと親切で分かりやすいホームページが他にある事を経験で知っていますから。 私たちに与えられたPR可能な時間は15秒しかないのです!
この制限を知っているのと知らないのでは、TOPページをデザインする場合に大きな差がついてしまいます。最近は見なくなりましたが、フラッシュムービーが表示されるTOPページの場合、そのデータを読み込む時間だけでタイムオーバーです。イライラした方はフラッシュムービーを読み込む時間に、さっさと他のホームページへ逃げてしまいます。
フラッシュは素敵な技術です。ホームページをまるで映画館のように作る事が可能です。しかしこの技術を使ってホームページを作る事が許されるのは、とても強いブランド力をもった一部の企業のみ。例えば、ルイヴィトンのTOPページにものすごく表示の遅いフラッシュが使われていても、お客様はイライラせず、逆にワクワクして待っているからです。
TOPページが表示されてから15秒でキャラを立てる具体的な方法
例えば、歯医者様のホームページを作ろうとした場合、その歯医者様の強みを3つPRできれば最初の接客は成功です。 お客様が望んでいるウリを3点ピックアップしましょう! ウリ文句に専門的な得意分野だとか、治療技法といった技術的な事を挙げては絶対ダメです。患者様の想いに応えるならば、「子供に優しいかな?」とか「待合室で待たせないかな?」、「駅から近いかな?」などと言った疑問を胸に自分の要望に合った歯医者さんを探している訳ですから、それを理解した上でお客様のハートに響くウリを3つ探しましょう!
情報の配置は新聞紙面の構成を真似しましょう! 新聞の紙面は「大見出し」「中見出し」「小見出し」など構成されます。まずは大見出しに「昨夜大きな山火事があった」で注意をひき、中見出しや小見出しで「昨夜午前1時頃、三重県名張市5番町で**平方キロメートルを焼き尽くす山火事があった」と徐々に具体的な内容へと続きます。もっと詳しく知りたい方は文章を丁寧に読みます。
3つのPRできるポイントが決まれば、それをどのように表示するかですが、まずはTOPページに看板画像などに大きく
「子供に優しい」「待合室で待たせない」「駅から近い」と、先ほどの新聞の大見出しのようにPRポイントを表示させます。するとこのホームページをご覧になった方は、「駅から近くて便利だし、待たなくて済むなら電話しようか」「どの駅かな?」「何時OPENかな?」という想いで、次に具体的な情報をこのホームページ内で求めようとするのです。
これができたらTOPページでの接客はまず成功です!
折角ホームページに来たのに、大切なPRの情報が無かったり、TOPページではなく別のページにだけ詳しく書いてあっても、まず読まれることはありません。これはアクセス解析をすれば、「TOPページへのアクセス時間が30秒以内でよそのホームページに逃げた」という悲しい事実ですぐに分かります。
伊賀・名張ホームページ制作プロは最初の打ち合わせで、御社のサービスや商品がライバルに対して勝っている所を3つ教えていただきます。次に負けている所を3つ教えていただきます。負けていると認識している所は、逆に強みだったりするからです。例えば「医院がOPENしたばかり」だと「設備が最新」ですし、「駅から離れている」だと「駐車場スペースが広い」といった形でフォローされているケースが多いです。
TOPページでのキャラ立てが成功しているか否か評価する方法
あなた様の会社を何も知らない方に、何も説明しない状態で、「ホームページを作ったから一度見てよ!」と言ってそのTOPページを見ていただき、15秒たった状態で、「当社の特長が分かった?」という質問を投げかけてみてください。
予備知識の無い方に見てもらうのが一番です
そうです。その時の 返事が今のTOPページの接客に関する実力 なのです。それがこちらの意図したものであれば、作戦は成功していますし、もし全然トンチンカンな返事だった場合は、その返事をヒントにしてTOPページの内容をどんどん洗練させてまいりましょう!
公開したばかりのホームページは、「まだ商品知識も薄く、ライバル社に対する強みを押す事も下手な新人営業マンのようなもの」だと考えています。ですから伊賀・名張ホームペ-ジ制作プロはあなた様と一緒になって、PRポイントをお探しし、それをいかにうまくスムーズに伝えるかを考えてまいります。TOPページが開いてからの15秒で、お客様の心をつかむファーストコンタクトに成功したら、次に商品やサービスの選択眼を養っていただく事で自社の強みをどんどんアピールします。